「面接は手応えあったのに、職場見学のあとに不採用の連絡が来た…」
そんな経験、めちゃくちゃ落ち込みますよね。私も飲食店でバイトを探していたとき、まさに同じ経験をしました。面接では笑顔で「いい感じですね」なんて言われて、そのまま職場見学へ。「これは受かったな」と思っていたのに、翌日届いたのは不採用のメール。正直、何がダメだったのかまったく分からなくて、しばらく立ち直れませんでした。
でも、あとから飲食業界で働く中で気づいたんです。職場見学って、実は「最終面接」だったんだと。面接で見せる顔と、職場見学で見せる顔。採用担当者は、その「ギャップ」をしっかり見ています。
この記事では、面接後の職場見学で不採用になる本当の理由と、次こそ受かるための具体的な対策をお伝えします。読み終わる頃には、「なぜ落ちたのか」がスッキリ分かって、次の面接に自信を持って臨めるようになりますよ。
面接後の職場見学で不採用になる人の共通点とは?
面接後の職場見学で不採用になる人には、実はいくつかの共通点があります。
私自身、飲食店で採用に関わる立場になってから分かったことなんですが、職場見学で落とされる人って、だいたい同じパターンなんですよね。逆に言えば、このパターンを知っておけば、あなたは同じ失敗を避けられるということ。
ここでは、職場見学で不採用になりやすい人の5つの共通点を、具体的にお伝えしていきます。
職場見学は「最終審査」だと理解していない
まず一番多いのが、職場見学の「本当の意味」を理解していないパターン。
多くの人は、面接が終わって職場見学に進むと、「もう受かったようなものだ」と思ってしまいます。気持ちは分かります。だって、面接で落とすなら職場見学なんてさせないでしょ?って思いますよね。
でも、これが大きな落とし穴なんです。
飲食店側からすると、職場見学は「最終審査」。面接では分からない、その人の「素」を見るための場なんです。面接って、誰でもある程度は取り繕えるじゃないですか。でも、職場見学になると、緊張が解けて本性が出やすい。採用担当者は、そこを見ています。
実際、私が働いていた居酒屋では、面接では好印象だったのに、職場見学で「この人はちょっと…」となって不採用にしたケースが何度もありました。面接は通過点であって、ゴールじゃない。この認識がない人は、職場見学で油断してしまうんです。
面接モードが解けてしまい素の態度が出る
職場見学で不採用になる人の2つ目の共通点は、面接モードが解けてしまうこと。
面接中は、姿勢を正して、敬語をしっかり使って、笑顔で受け答えしていた人が、職場見学になった途端、なんだか態度が変わる。姿勢が崩れたり、返事が雑になったり、表情が険しくなったり。
これ、本人は気づいていないことがほとんどなんですよね。
「面接終わった〜」という安心感から、無意識に気が緩んでしまう。でも、採用担当者はそれをしっかり見ています。むしろ、そういう「素の部分」を見るために職場見学をやっているんです。
ある飲食チェーンの店長が言っていたのは、「面接の30分より、職場見学の10分の方が、その人のことがよく分かる」ということ。短い時間でも、リラックスした状態での振る舞いは、その人の本質を表してしまうんです。
スタッフへの挨拶や態度がおろそかになる
3つ目は、既存スタッフへの挨拶や態度。
職場見学中、すれ違うスタッフに挨拶しない人、意外と多いんです。採用担当者には丁寧に対応するのに、他のスタッフには目も合わせない。これ、めちゃくちゃ印象悪いです。
飲食店って、チームワークがすべてと言っても過言じゃないんですよ。忙しい時間帯は、声を掛け合って、助け合って、なんとか回していく。そんな現場で、「この人、うちのスタッフとうまくやっていけるかな?」という視点で見られているわけです。
採用担当者だけじゃなく、すれ違ったスタッフも、あなたのことを見ています。そして後から、「さっきの人どうだった?」って聞かれることも多い。そのとき、「挨拶もなかったし、なんか感じ悪かったですよ」なんて言われたら、どんなに面接が良くても不採用になりますよね。
質問を一切しない・興味がなさそうに見える
4つ目は、質問をしないこと。
職場見学中、案内してくれる人から「何か質問ありますか?」と聞かれることがあります。そのとき、「特にないです」と答えてしまう人、けっこういるんですよね。
これ、採用担当者からすると「この人、本当にうちで働きたいのかな?」と思われてしまいます。
興味があれば、自然と質問って出てくるものじゃないですか。「忙しい時間帯はいつですか?」「スタッフの年齢層はどのくらいですか?」「まかないってあるんですか?」とか。質問がないということは、興味がない、あるいは「どこでもいいから働ければいい」と思われても仕方ない。
逆に、的確な質問をする人は、「この人、ちゃんと考えてるな」と好印象になります。質問の内容で、その人の仕事への姿勢が見えてしまうんです。
清潔感や身だしなみが面接時より崩れている
5つ目は、身だしなみの問題。
面接と職場見学が同じ日に行われる場合は大丈夫なんですが、問題は別日の場合。「今日は見学だけだから」と、面接のときより服装や髪型が雑になる人がいます。
飲食店は、清潔感がめちゃくちゃ大事。お客様に食事を提供する仕事だから、当然ですよね。職場見学のときの身だしなみは、「この人が実際に働いたらどう見えるか」のシミュレーションでもあるんです。
髪がボサボサだったり、服にシワがあったり、靴が汚れていたり。そういう細かいところを、採用担当者は見逃しません。「面接のときはきちんとしていたのに、職場見学だと気を抜くんだ」と思われたら、信頼を失ってしまいます。
不採用になりやすい人の共通点まとめ
- 職場見学を「最終審査」と理解していない
- 面接モードが解けて素の態度が出る
- スタッフへの挨拶・態度がおろそか
- 質問をしない・興味がなさそう
- 身だしなみが面接時より崩れている
こうして見ると、どれも「当たり前のこと」に思えるかもしれません。でも、面接で緊張して、そのあとホッとしたタイミングで、この「当たり前」ができなくなる人が多いんです。あなたは大丈夫ですか?
職場見学中に採用担当者が本当に見ているポイント
「職場見学って、具体的に何を見られているの?」
この疑問、めっちゃ気になりますよね。私も最初は全然分かりませんでした。でも、飲食店で働く側になって、採用にも関わるようになってから、「あ、ここを見てるんだ」というポイントがはっきり分かるようになりました。
結論から言うと、採用担当者が見ているのは「この人と一緒に働きたいか」という一点。でも、それを判断するために、いくつかの具体的なポイントをチェックしています。
既存スタッフとのコミュニケーション能力
まず最も重視されているのが、コミュニケーション能力。
飲食店って、本当にコミュニケーションの連続なんですよ。お客様との会話、キッチンとホールの連携、先輩への報告、後輩への指示。一日中、誰かと何かを伝え合っている。だから、コミュニケーション能力がない人は、正直かなり厳しい。
職場見学中、採用担当者は「この人、うちのスタッフと話が通じそうかな」ということを見ています。具体的には、説明を聞くときの反応、質問への受け答え、スタッフとすれ違ったときの対応。そういった場面で、コミュニケーションの「クセ」みたいなものが見えてくるんです。
たとえば、説明中にずっと無表情だったり、「はい」しか言わなかったり、目を合わせなかったり。そういう人は、「お客様とうまく話せるかな?」「スタッフと連携とれるかな?」と心配されてしまいます。
逆に、適度にうなずいたり、「なるほど」とか「そうなんですね」とリアクションしたり、興味を持って質問したりする人は、「この人なら大丈夫そうだ」と安心感を与えます。
店内の雰囲気に馴染めそうかどうか
2つ目は、お店の雰囲気との相性。
これ、意外と見落とされがちなんですが、めちゃくちゃ大事なポイントです。飲食店って、お店ごとに全然雰囲気が違うんですよね。
たとえば、高級レストランと居酒屋では、求められる接客のテンションが全然違う。静かで落ち着いた雰囲気のカフェと、元気に声を出すラーメン屋でも違う。その「お店のカラー」に、あなたが合いそうかどうかを見ています。
職場見学中、お店の雰囲気を見たときのあなたの反応も、チェックされています。活気のある居酒屋で、ちょっと引き気味になっていたら「この人、うちのノリについていけないかも」と思われる。逆に、「楽しそうですね!」みたいな反応があれば、「合いそうだな」と判断される。
大事なのは、自分に合うお店かどうかを、あなた自身も見極めること。お店との相性が悪いと、採用されてもお互い不幸になります。
説明を聞くときの姿勢や目線
3つ目は、説明を聞く姿勢。
職場見学中、案内する人が「ここがキッチンで〜」「こちらがバックヤードで〜」と説明してくれますよね。そのとき、あなたがどんな姿勢で聞いているか、しっかり見られています。
猫背でボーっとしていたり、キョロキョロ落ち着きなく見回していたり、説明中に別のところを見ていたり。そういう態度は、「話を聞く気がないのかな」「集中力がないのかな」と思われてしまいます。
飲食店の仕事って、先輩からの指示を正確に聞き取ることがすごく大事なんです。特に忙しい時間帯は、一度しか言ってもらえないこともある。そのとき、ちゃんと聞けない人は、ミスを連発してしまう。
だから、職場見学中の「聞く姿勢」は、そのまま「働いたときの姿勢」として見られているんです。背筋を伸ばして、説明してくれる人の目を見て、うなずきながら聞く。これだけで、印象はかなり変わります。
清掃や衛生面への意識があるか
4つ目は、清掃・衛生への意識。
飲食店で働く以上、衛生管理は絶対に外せないポイント。食中毒を出したら、お店は一発で終わりです。だから、採用担当者は「この人、衛生面の意識あるかな」ということを、職場見学中にさりげなく確認しています。
たとえば、厨房を見学したときの反応。床に落ちているものに気づくか、清潔に保たれていることに関心を示すか。「清掃はどのくらいの頻度でやるんですか?」みたいな質問が出てくる人は、衛生意識が高いと判断されます。
あと、職場見学中に自分の髪を触ったり、爪を噛んだりする癖がある人は、けっこう見られています。無意識の行動って、習慣になっているものだから、「働いても同じことするだろうな」と思われてしまうんです。
| チェックポイント | 採用担当者が見ていること | 不採用になりやすい行動 |
|---|---|---|
| コミュニケーション | スタッフと話が通じそうか | 無表情・目を合わせない |
| 雰囲気との相性 | 店のカラーに合うか | 引き気味・テンションが合わない |
| 聞く姿勢 | 指示を正確に聞けるか | 猫背・キョロキョロ・別の方を見る |
| 衛生意識 | 清潔さへの関心があるか | 髪を触る・爪を噛む癖 |
採用担当者は、こうしたポイントを総合的に見て、「この人と一緒に働きたいか」を判断しています。面接では良い印象だったのに職場見学で不採用になる人は、このどこかで引っかかっている可能性が高いんです。
「面接は良かったのに…」職場見学で落とされる理由5選
「面接は完璧だったはずなのに、なんで?」
職場見学後に不採用の連絡をもらったとき、頭の中はこの疑問でいっぱいになりますよね。私も経験があるから、その気持ち、痛いほど分かります。
実は、「面接は良かったのに職場見学で落ちる」というパターンには、明確な理由があるんです。ここでは、飲食店の現場で実際に聞いた「不採用の本当の理由」を5つ紹介します。
理由①:既存スタッフから「合わなそう」と言われた
これ、めちゃくちゃ多いです。
飲食店の採用って、店長やマネージャーだけで決めているわけじゃないんですよ。職場見学のあと、必ず既存スタッフに「さっきの人、どうだった?」って聞くんです。
そのとき、「なんか感じ悪かったです」「うちに合わなそう」「一緒に働きたくないかも」みたいな意見が出たら、採用担当者もそれを無視できない。だって、実際に一緒に働くのは既存スタッフだから。
私が働いていたお店でも、面接ではすごく感じが良かったのに、職場見学中にスタッフと目も合わせなかった人がいました。見学後、スタッフが「あの人、なんか上から目線じゃなかったですか?」と言ったのを聞いて、店長も「確かに…」となって不採用に。本人には絶対言えない理由ですよね。
だから、職場見学中は採用担当者だけでなく、すれ違うスタッフ全員に気を配ることが大事なんです。
理由②:見学中にスマホを触っていた
信じられないかもしれませんが、職場見学中にスマホを触る人、いるんですよ。
「ちょっとLINEの通知が来たから…」「時間を確認しただけ…」そんな軽い気持ちかもしれません。でも、採用担当者から見たら「え、今スマホ?」って完全に引きます。
飲食店って、営業中はスマホを触る暇なんてないんです。忙しい時間帯は、トイレに行く時間すらないことも。そんな仕事の現場を見学しているのに、スマホをいじっているなんて、「この人、仕事中も触りそうだな」と思われて当然です。
職場見学中は、スマホはカバンの中にしまって、マナーモードにしておくのが鉄則。通知音が鳴るだけでも印象が悪くなることがあります。
理由③:厨房や裏方を見て露骨に嫌な顔をした
職場見学では、客席だけでなく、厨房やバックヤード、休憩室なども見せてもらうことがあります。そのとき、露骨に嫌な顔をしてしまう人がいるんです。
「狭いな…」「汚くない?」「え、ここで休憩するの?」
そういう表情って、本人は気づいていなくても、相手にはバッチリ伝わります。飲食店の厨房やバックヤードって、正直、きれいとは言えないところも多いです。油で汚れていたり、狭かったり、古かったり。でも、そこで働いているスタッフにとっては「うちの職場」なんです。
自分の家を見せたときに、嫌な顔されたら傷つきますよね。それと同じ。表情のコントロールは、職場見学中に意識しておくべき大事なポイントです。
理由④:「思っていたのと違う」と口にしてしまった
これも要注意。
職場を実際に見て、「あれ、想像と違うな」と感じることはあると思います。求人サイトの写真と実際の雰囲気が違ったり、思っていたより忙しそうだったり。でも、それを口に出してしまうのはNG。
「思ったより狭いんですね」「もっときれいだと思ってました」「想像と違いました」
こういう発言は、採用担当者に「この人、うちで働く気あるのかな?」と思わせてしまいます。たとえ本心でそう思っても、職場見学中は絶対に言わない方がいい。
もし本当に「ここは自分に合わない」と感じたら、見学後に辞退すればいいんです。見学中にネガティブなことを言うメリットは、何もありません。
理由⑤:帰り際の態度が雑だった
職場見学が終わって、「じゃあ、結果は後日連絡しますね」と言われたとき、ホッとして態度が雑になる人がいます。
「あ、はい」みたいな返事になったり、お辞儀が浅くなったり、急いで帰ろうとしたり。
これ、採用担当者は最後の最後まで見ています。むしろ、「終わった」と思ったときの態度こそ、その人の本性が出ると思っている人も多い。
「本日はお時間いただきありがとうございました」「ご丁寧に案内していただき、ありがとうございます」「ぜひ働かせていただきたいです」
最後にこういう一言があるかないかで、印象は大きく変わります。帰り際まで気を抜かないことが、職場見学を成功させる秘訣です。
職場見学で不採用になる理由ワースト5
- 既存スタッフに「合わなそう」と思われた
- 見学中にスマホを触っていた
- 厨房や裏方を見て嫌な顔をした
- 「思っていたのと違う」と言ってしまった
- 帰り際の態度が雑だった
これらの理由は、不採用の通知では絶対に教えてもらえません。「今回は縁がなかったということで…」と言われるだけ。だから、自分で気づくしかないんです。この5つに心当たりがあるなら、次の職場見学では気をつけてみてください。
飲食店の職場見学でやってはいけないNG行動
ここまで、職場見学で不採用になる理由をお伝えしてきました。
では、具体的にどんな行動がNGなのか。もう少し細かく見ていきましょう。「え、そんなことで?」と思うようなものもあるかもしれませんが、実際に不採用の原因になった行動ばかりです。知っているのと知らないのでは、大違いですよ。
腕組みやポケットに手を入れる
職場見学中、無意識にやってしまいがちなのが、腕組みやポケットに手を入れる動作。
これ、本人は「リラックスしているだけ」かもしれません。でも、相手から見ると「偉そう」「やる気がない」という印象を与えてしまいます。
特に腕組みは要注意。心理学的にも、腕組みは「心を閉ざしている」「拒否している」というサインだと言われています。採用担当者がそこまで意識しているかは分かりませんが、無意識に「なんか感じ悪いな」と思われるリスクはあります。
じゃあ、手はどうすればいいのか。答えは「体の前で軽く組む」か「自然に下ろしておく」です。立っているときも、歩いているときも、手の位置を意識するだけで、印象はかなり変わります。
見学中に私語や笑い声を出す
友達と一緒に応募した場合、職場見学も一緒に行くことがあります。そのとき、友達とヒソヒソ話をしたり、笑い合ったりするのは完全にNG。
「何がおかしいの?」「うちのこと馬鹿にしてる?」
採用担当者は、そう思ってしまいます。たとえ仕事と関係ない話だったとしても、職場見学中に私語をしている時点で、「真剣に考えていない」と判断されます。
一人で行った場合でも、独り言やため息には注意。「へぇ〜」みたいなリアクションは良いのですが、「うわ…」みたいなネガティブな声は、聞かれていないと思っても聞こえていることがあります。
勝手に触ったり動き回ったりする
職場見学中、興味を持つのは良いことです。でも、勝手にモノを触ったり、案内されていない場所に行ったりするのはNG。
「これ何ですか?」と聞くのはOK。でも、聞かずに勝手に触るのはNG。この違い、分かりますか?
飲食店には、触ってはいけないものがたくさんあります。調理器具、食材、衛生管理されている区域。勝手に触ることで、衛生上の問題が発生することもあるんです。
また、案内してくれる人より先に歩いたり、「あっちも見ていいですか?」と勝手に動いたりするのも印象が悪い。職場見学は「見せてもらっている」立場だということを忘れないでください。
ネガティブな発言や他店との比較をする
これは先ほども触れましたが、改めて。ネガティブな発言は絶対に避けましょう。
そして、もう一つ気をつけたいのが「他店との比較」。
「前に見学した〇〇店は、もっと広かったです」「〇〇チェーンでは、こんな感じじゃなかったですよ」
比較すること自体は悪いことじゃないですが、それを口に出すのはNG。採用担当者からすると、「じゃあ、そっちで働けば?」と思われてしまいます。
また、他店の悪口も要注意。「前のバイト先は最悪だったんですよ」みたいな話は、「この人、うちの悪口もどこかで言うんだろうな」と思われます。ネガティブな話題は、職場見学中は封印しておくのが無難です。
| NG行動 | 採用担当者の印象 | 代わりにすべきこと |
|---|---|---|
| 腕組み・ポケットに手 | 偉そう・やる気がない | 手は体の前で軽く組むか下ろす |
| 私語や笑い声 | 馬鹿にしている・真剣じゃない | 見学中は会話を控える |
| 勝手に触る・動く | 常識がない・ルールを守れない | 必ず「触っていいですか」と聞く |
| ネガティブ発言・他店比較 | 働く気がない・悪口を言う人 | ポジティブな感想を伝える |
これらのNG行動は、どれも「無意識」にやってしまいがちなもの。だからこそ、事前に知っておくことが大事なんです。職場見学に行く前に、このリストを見返してみてください。
不採用を経験した私が次の面接で合格できた理由
ここで、私自身の体験談を少し詳しくお話しさせてください。
冒頭でも触れましたが、私は面接後の職場見学で不採用になった経験があります。その後、なんとか別の飲食店に受かって、そこで働くうちに「あのとき、なんで落ちたのか」がやっと分かりました。
そして、その経験があったからこそ、次の面接では合格できたんです。ここでは、私が実際にやった「改善」をお伝えします。
落ちたあと自分の行動を徹底的に振り返った
不採用の連絡をもらったあと、正直めちゃくちゃ落ち込みました。「何がダメだったんだろう」「面接は良かったはずなのに」って、ずっとグルグル考えていました。
でも、落ち込んでいても仕方ない。だから、職場見学のときの自分の行動を、細かく思い出してみたんです。
すると、いくつか心当たりが出てきました。「そういえば、案内してくれた人の目をあまり見ていなかったかも」「厨房を見たとき、ちょっと狭いなって顔に出てたかも」「帰り際のお礼、ちゃんと言えてたかな」
一つ一つは小さなことかもしれません。でも、その小さなことの積み重ねが「不採用」という結果につながったんだと気づきました。
職場見学も「働いている姿」を見せる場だと気づいた
振り返りの中で、一番大きな気づきがありました。
それは、職場見学って「見学」じゃないということ。「見せてもらう場」じゃなくて、「自分を見せる場」なんです。
採用担当者は、職場見学中のあなたを見て、「この人が実際に働いたら、どんな感じだろう」と想像しています。だから、職場見学中の振る舞いは、そのまま「働いているときの振る舞い」として見られている。
この視点の転換が、私にとっては大きかったです。次の職場見学では、「見学させてもらっている」という受け身の姿勢から、「ここで働いている自分を見せる」という能動的な姿勢に変わりました。
スタッフ全員に自分から挨拶するようにした
次の職場見学で意識したのは、すれ違うスタッフ全員に自分から挨拶すること。
前回は、採用担当者には丁寧に対応していたけど、他のスタッフには特に何もしていませんでした。でも、それが良くなかったんじゃないかと思ったんです。
だから次は、スタッフとすれ違うたびに「こんにちは」「お邪魔します」と声をかけました。笑顔で、目を見て。最初はちょっと恥ずかしかったけど、やってみると意外と自然にできました。
すると、スタッフの反応も全然違う。笑顔で返してくれたり、「頑張ってね」と声をかけてくれたり。その雰囲気を採用担当者も見ていたはずです。
見学中に具体的な質問を3つ以上した
もう一つ意識したのが、質問すること。
前回は「何か質問ありますか?」と聞かれて、「特にないです」と答えてしまいました。でも、それって「興味がない」と言っているようなもの。
だから次は、事前に質問を考えておきました。お店のことを調べて、「忙しい時間帯はいつですか?」「スタッフの方の年齢層はどのくらいですか?」「新人の研修はどのように行われますか?」といった質問を用意しておいたんです。
実際に質問してみると、採用担当者も嬉しそうに答えてくれました。「おっ、ちゃんと考えてくれてるな」という雰囲気が伝わってきた。そして、その面接は合格。職場見学の対策をしっかりやった成果が出たと思いました。
私が次の面接で合格できた4つのポイント
- 落ちた理由を徹底的に振り返った
- 「見せる場」という意識に変えた
- スタッフ全員に自分から挨拶した
- 具体的な質問を3つ以上した
不採用は辛い経験ですが、そこから学べることは山ほどあります。大事なのは、落ち込むだけで終わらせないこと。「なぜダメだったのか」を考えて、次に活かすこと。その繰り返しで、必ず合格できる日が来ます。
職場見学で好印象を残すための具体的な振る舞い方
ここからは、職場見学で好印象を残すための具体的な方法をお伝えします。
「不採用になる理由」を知るだけでは、まだ不十分。「どうすれば受かるのか」という具体的なアクションを知ることが大事です。ここで紹介する方法は、どれも今日からすぐに実践できるものばかり。次の職場見学で、ぜひ試してみてください。
入店時・退店時のお辞儀と挨拶を丁寧に
第一印象と最後の印象は、めちゃくちゃ大事。心理学でも「初頭効果」「親近効果」と呼ばれていて、最初と最後の印象が全体の評価に大きく影響すると言われています。
だから、入店時と退店時は特に気を配りましょう。
入店時は、「本日はよろしくお願いいたします」と言いながら、丁寧にお辞儀。背筋を伸ばして、45度くらいの角度で、2〜3秒止める。これだけで、「しっかりした人だな」という印象を与えられます。
退店時も同様。「本日はありがとうございました。ぜひ働かせていただきたいです」と、感謝と意欲を伝える一言を添えて、丁寧にお辞儀。最後まで姿勢を崩さず、お店を出るまで気を抜かない。
この「入り」と「締め」がしっかりしていると、全体の印象がグッと良くなります。
案内してくれる人の少し後ろを歩く
職場見学中、店内を案内してもらうとき、どこを歩いていますか?
意外と見落としがちなのが、「歩く位置」。案内してくれる人より前を歩いたり、横に並んで歩いたりする人がいますが、これは印象が悪い。
正解は、案内してくれる人の「少し後ろ」を歩くこと。半歩〜一歩くらい後ろ。これが、「案内してもらっている」という謙虚な姿勢を表します。
また、歩くスピードも相手に合わせましょう。早歩きで追い越したり、逆にのんびり歩いて距離が開いたりしないように。相手のペースに合わせて、適度な距離を保って歩く。これも、協調性を示すポイントです。
メモを取る姿勢を見せる
職場見学中にメモを取る人、けっこう少ないんですよ。でも、メモを取る姿勢を見せるだけで、印象は格段に良くなります。
「この人、真剣に聞いてくれているな」「うちで働くことを本気で考えてくれているな」
そう思ってもらえるんです。
もちろん、全部メモする必要はありません。説明を聞きながら、ポイントだけサッとメモする程度でOK。大事なのは「メモを取っている姿」を見せること。それだけで、他の応募者と差がつきます。
メモ帳とペンは、職場見学に行く前に必ず用意しておきましょう。スマホでメモするのはNGです。スマホを触っていると、別のことをしているように見えてしまうので。
「ここで働きたい」という意欲を言葉にする
最後に、これが一番大事かもしれません。
「ここで働きたい」という気持ちを、言葉にして伝えること。
職場見学が終わったあと、多くの人は「ありがとうございました」だけで終わってしまいます。でも、それじゃ足りない。「ぜひここで働きたいです」「とても良い雰囲気だと思いました」「スタッフの方が親切で、ここで働けたら嬉しいです」
こういう一言を、自分の言葉で伝えること。これがあるかないかで、採用担当者の印象は全然違います。
恥ずかしいかもしれません。でも、飲食店の仕事って、お客様に声をかけたり、笑顔で接したりすることの連続。自分の気持ちを言葉にできる人は、接客にも向いていると判断されます。
職場見学で使えるフレーズ例
「スタッフの皆さんの雰囲気がとても良くて、ここで働きたいと思いました」
「実際に見学させていただいて、ますます働きたい気持ちが強くなりました」
「お忙しい中、丁寧にご案内いただきありがとうございました」
「ぜひご縁があれば、一生懸命頑張りたいと思います」
こうしたフレーズを参考に、自分なりの言葉で伝えてみてください。棒読みだと逆効果なので、自然に言えるように練習しておくと良いですよ。
不採用の連絡が来たときのメンタルの保ち方
ここまで、職場見学で不採用になる理由と対策をお伝えしてきました。
でも、どんなに対策をしても、不採用になることはあります。それは、あなたが悪いわけじゃなくて、単純に「縁がなかった」というだけのこと。
とはいえ、不採用の連絡って、めちゃくちゃ落ち込みますよね。「自分はダメなんだ」「どこにも受からないんじゃないか」そんな気持ちになるのも当然です。ここでは、不採用の連絡が来たときのメンタルの保ち方をお伝えします。
「縁がなかった」と割り切る考え方
まず大事なのは、「縁がなかった」と割り切ること。
不採用になると、「自分のどこがダメだったんだろう」と考えがちです。でも、実は採用って、能力や人柄だけで決まるものじゃないんですよ。
たとえば、たまたま同じタイミングで応募した人がいて、その人の方がシフトの条件が合っていた。店長と出身地が同じで話が盛り上がった。たまたま既存スタッフと雰囲気が似ていた。
こういう「運」や「タイミング」で決まることも多いんです。だから、不採用=あなたがダメ、ではない。単純に「今回は縁がなかった」というだけ。
この考え方ができると、不採用のショックがかなり和らぎます。「縁がなかっただけ。次に行こう」と思えるようになる。実際、私もこの考え方に救われました。
落ち込むのは1日だけと決める
とはいえ、「縁がなかった」と頭では分かっていても、やっぱり落ち込むものです。それは当然のこと。落ち込んじゃダメ、なんて思う必要はありません。
ただ、ずっと落ち込み続けるのは良くない。だから、私は「落ち込むのは1日だけ」と決めていました。
不採用の連絡が来た日は、とことん落ち込む。好きなものを食べて、ダラダラして、友達に愚痴を聞いてもらって。でも、翌日からは気持ちを切り替える。
期限を決めると、意外と気持ちが楽になるんですよ。「今日だけは落ち込んでいいんだ」と思えるから、変に我慢しなくていい。そして翌日からは「よし、次」と前を向ける。
もちろん、1日で立ち直れないこともあります。そういうときは、もう少し時間をかけてもいい。大事なのは、いつまでも引きずらないこと。「次がある」と思えるようになるまで、自分のペースで回復していきましょう。
次の応募先をすぐに探して行動に移す
メンタルを保つ一番の方法は、「行動すること」です。
落ち込んでいるときって、家にこもってネガティブなことばかり考えがち。でも、それだと余計に落ち込むだけ。だから、早めに次の行動を起こすことが大事なんです。
不採用の連絡が来たら、その日のうちか翌日には、次の応募先を探し始める。求人サイトを見て、良さそうなところがあったら応募する。「今度こそ」と思いながら行動することで、気持ちが前向きになっていきます。
実際、私も不採用になったあと、すぐに別の店に応募しました。落ち込んでいる暇があったら、次のチャンスを探す。その姿勢が、結果的に早い段階での採用につながったと思います。
2025年現在、飲食業界は人手不足が続いています。求人はたくさんあるので、一つ落ちても、次は必ず見つかります。焦らず、でも行動は止めずに、次のチャンスを探していきましょう。
不採用後のメンタル回復ステップ
STEP1:不採用の連絡を受け入れる(その日は落ち込んでOK)
STEP2:「縁がなかった」と考え、自分を責めない
STEP3:翌日から気持ちを切り替える
STEP4:次の応募先を探して行動する
STEP5:前回の反省を活かして再チャレンジ
不採用は終わりじゃなくて、次へのステップ。そう思えるようになると、面接や職場見学も怖くなくなりますよ。
面接後の職場見学がある飲食店の特徴と対策
最後に、そもそも「面接後に職場見学がある飲食店」ってどんな店なのか、その特徴と対策をお伝えします。
職場見学があるお店と、ないお店。その違いを知っておくと、事前の心構えができますし、対策も立てやすくなります。
チェーン店より個人店に多い傾向
まず、職場見学があるのは、大手チェーン店よりも個人経営のお店に多い傾向があります。
大手チェーン店は、採用のマニュアルが決まっていることが多くて、面接だけで合否を決めるパターンがほとんど。効率重視なので、職場見学に時間をかける余裕がないんですよね。
一方、個人店や小規模なお店は、「人」を重視します。少ないスタッフで回しているから、一人一人との相性がめちゃくちゃ大事。だから、面接だけでは判断できない部分を、職場見学で確認しようとするんです。
個人店に応募するときは、「職場見学があるかもしれない」と最初から心構えしておくと良いでしょう。面接だけだと思って油断していると、急に「じゃあ、店内を見てみましょうか」と言われて焦ることになりますから。
職場見学がある=人間関係を重視している証拠
職場見学があるお店は、人間関係を大切にしているお店だと言えます。
「この人と一緒に働きたいか」「うちのスタッフと合いそうか」そういうことを、ちゃんと確認してから採用したいと思っているんです。これって、働く側からしても良いことなんですよ。
だって、人間関係を大事にしているお店なら、入ってからも良い雰囲気で働ける可能性が高い。逆に、人間関係を気にせず「誰でもいいから採用」みたいなお店は、入ってから苦労することも多いです。
職場見学があるということは、お店側も「合わない人を採用したくない」と思っている証拠。つまり、ミスマッチを防ごうとしてくれているんです。それは、応募者にとってもありがたいこと。
だから、職場見学を「面倒くさい」と思わずに、「自分に合うお店かどうか見極めるチャンス」と捉えてみてください。
事前に店の雰囲気をリサーチしておく方法
職場見学がある可能性があるなら、事前にお店のリサーチをしておくと安心です。
まず、お客として一度お店に行ってみること。実際に料理を食べて、スタッフの様子を観察する。「この雰囲気、自分に合いそうかな」「スタッフ同士の仲は良さそうかな」そういうことが、お客目線で分かります。
もちろん、遠くて行けなかったり、高級店で予算的に厳しかったりすることもあるでしょう。そういうときは、Googleの口コミやSNSをチェックしてみてください。お店の雰囲気や、スタッフの対応について書かれていることがあります。
また、求人情報を細かく読み込むことも大事。「アットホームな雰囲気」「チームワーク重視」みたいなキーワードがあれば、職場見学で人間関係をチェックされる可能性が高いです。
| リサーチ方法 | 分かること | ポイント |
|---|---|---|
| お客として来店 | 店の雰囲気・スタッフの様子 | 忙しい時間帯に行くとリアルが分かる |
| Google口コミ | 接客の評価・お店の評判 | 「スタッフ」に関する口コミに注目 |
| SNS検索 | 最新の情報・スタッフの発信 | 公式アカウントがあれば要チェック |
| 求人情報の精読 | 店が求める人物像 | 「求める人物」の欄を特に確認 |
事前にリサーチしておけば、職場見学のときに「思っていたのと違う」と感じることも減ります。そして、リサーチした内容を元に質問すれば、「この人、ちゃんと調べてきてくれたんだな」と好印象を与えることもできますよ。
まとめ
ここまで、面接後の職場見学で不採用になる理由と対策についてお伝えしてきました。
正直に言うと、私がこの記事を書こうと思ったのは、過去の自分に教えてあげたかったからです。面接後の職場見学で不採用になったとき、何がダメだったのか分からなくて、ずっとモヤモヤしていた。誰かが教えてくれていたら、あんなに落ち込まなくて済んだのにって。
だから今、同じように悩んでいるあなたに伝えたい。
職場見学で不採用になるのには、ちゃんと理由があります。それは、あなたがダメな人間だからじゃない。ただ、「職場見学で何を見られているか」を知らなかっただけ。「どう振る舞えばいいか」を知らなかっただけ。
この記事で紹介した内容をまとめると、こうなります。
まず、職場見学は「最終審査」だということ。面接で良い印象を与えても、職場見学で油断したら意味がない。むしろ、職場見学でこそ「素の自分」を見られているから、最後まで気を抜かないことが大事。
そして、採用担当者が見ているのは「この人と一緒に働きたいか」という一点。コミュニケーション能力、お店の雰囲気との相性、説明を聞く姿勢、衛生への意識。そういった細かいポイントを総合的に見て、判断しています。
不採用になりやすい行動としては、スタッフへの挨拶をしない、スマホを触る、嫌な顔をする、ネガティブな発言をする、帰り際の態度が雑になる。どれも「無意識」にやってしまいがちなことばかりだから、事前に意識しておくことが大切です。
逆に、好印象を残すためには、入店時・退店時の挨拶を丁寧に、案内者の少し後ろを歩く、メモを取る姿勢を見せる、そして「ここで働きたい」という意欲を言葉にする。どれもすぐに実践できることばかりです。
もし不採用になってしまっても、落ち込みすぎないで。「縁がなかった」と割り切って、すぐに次の行動を起こす。そうすれば、必ず合格できる日が来ます。私自身、一度落ちて、反省して、次で受かりました。あなたにも、絶対にできます。
飲食業界は、2025年現在も人手不足が続いています。つまり、チャンスはいくらでもある。一つのお店に落ちたからって、人生が終わるわけじゃない。次があります。その次で、今日学んだことを活かせばいい。
この記事を読んでくれたあなたは、もう「職場見学で何を見られているか」を知っています。「どう振る舞えばいいか」も分かっています。それだけで、他の応募者より一歩リードしているんです。
次の職場見学、自信を持って臨んでください。あなたなら、きっと大丈夫。この記事が、あなたの「採用」につながることを、心から願っています。

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